![]() 二重ドライバ振動式流量計
专利摘要:
本発明に係る二重ドライバ振動式流量計(100)が提供されている。二重ドライバ振動式流量計(100)は、第一のフローチューブ(102A)と、この第一のフローチューブ(102A)にほぼ隣接する位置に設けられている第二のフローチューブ(102B)とを備えている。第一のフローチューブ(102A)および第二のフローチューブ(102B)は共に長手方向の長さLを有している。二重ドライバ振動式流量計(100)は、第一のドライバ部(121A)および第二のドライバ部(121B)を有し、第一のフローチューブ(102A)および第二のフローチューブ(102B)に固定され、第一のフローチューブ(102A)および第二のフローチューブ(102B)に沿った第三の長手方向の位置Yに設けられている第一のドライバ(121)と、第一のドライバ部(122A)および第二のドライバ部(122B)を有し、第一のフローチューブ(102A)および第二のフローチューブ(102B)へ固定され、実質的に第三の長手方向の位置Yに設けられ、第一のドライバ(121)から相当間隔をおいて設けられている第二のドライバ(122)とをさらに備えている。第一のドライバ(121)および第二のドライバ(122)は第一のフローチューブ(102A)および第二のフローチューブ(102B)を実質的にユニゾンで振動させるように構成されている。 公开号:JP2011515696A 申请号:JP2011501775 申请日:2008-04-16 公开日:2011-05-19 发明作者:アンソニー;ウィリアム パンクラッツ,;ロジャー;スコット ラヴィング, 申请人:マイクロ モーション インコーポレイテッド; IPC主号:G01F1-84
专利说明:
[0001] 本発明は、振動式流量計に関するものであり、とくに二重ドライバ(dual-driver)振動式流量計に関するものである。] 背景技術 [0002] コリオリ質量流量計および振動式デンシトメータの如き振動導管センサーは、流動物質が充填された振動導管の運動を検出するように動作することが一般的である。質量流量、密度などの如き導管内の物質に関連する物性について、導管に接続された運動トランスデューサから受信する測定信号を処理することにより求めることができる。物質が充填された振動システムの振動モードは、物質を収容する導管および導管に収容される物質の質量、剛性および減衰特性の影響を受けることが一般的である。] [0003] 典型的なコリオリ質量流量メータは、パイプラインまたは他の輸送システムにインラインで接続されているとともに、システム内のたとえば流体、スラリーなどの物質を移送する1つ以上の導管を有している。各導管は、たとえば単純曲げモード、ねじれモード、ラジアルモードおよび結合モード含む一組の固有振動モードを有しているものと考えることができる。コリオリ質量流量測定の典型的な用途では、物質が導管を流れている際に、導管が1つ以上の振動モードで励振され、当該導管の運動が導管の複数の部位で間隔おいて測定される。励振は、導管を周期的に摂動するボイスコイルタイプのドライバの如き電気機械デバイスのようなアクチュエータにより通常加えられる。複数のトランスデューサ位置における運動間の測定時間の遅れまたは位相差を測定することによって質量流量を求めることが可能である。このような2つのトランスデューサ(または、ピックオフセンサー)が、1つ以上のフロー導管の振動の応答を測定するために通常用いられており、また、アクチュエータの上流側または下流側の位置に通常設けられている。これらの2つのピックオフセンサーは、独立した2対のワイヤーの如きケーブルにより電子装置に接続されている。この装置は、2つのピックオフセンサーから信号を受信し、質量流量測定値を導出するためにこれらの信号を処理する。] 発明が解決しようとする課題 [0004] 振動式流量計は、比較的低圧で流れる流体の質量流量を測定するために用いられることが多い。しかしながら、非常に高い流体の圧力下において質量流量を測定する需要がある。流体の圧力が非常に高い条件下では、フロー導管および他のフロー処理装置を重くかつ強靱に製造する必要がある。] [0005] しかしながら、このような構造的強度では流量計組立体を振動させることが問題となる。というのは、高圧流量計組立体が相当の剛性を有するものとなるからである。また、高圧流量計組立体は、振動に対する応答の測定を定量化することを困難なものとしている。というのは、剛性のため、振動に対する応答が比較的小さいからである。加えて、構造体質量に対する非構造体質量の比に起因して、すなわち流体の質量が導管の質量よりも非常に小さいため、フローチューブの振動周波数が流動物質の流体密度により大きな影響を受けないからである。周波数の変化が小さいので、生じる振幅、ひいては生じるピックオフ電圧は最小となり、計器感度は低くなる。比較的小さなピックオフ電圧の識別は、信号対雑音比が小さいので非常に困難なものとなる。] 課題を解決するための手段 [0006] (発明の態様) 本発明の1つの態様に従って、二重ドライバ振動式流量計が提供されている。二重ドライバ振動式流量計は、第一のフローチューブと、この第一のフローチューブにほぼ隣接する位置に設けられている第二のフローチューブとを備えている。第一のフローチューブおよび第二のフローチューブは共に長手方向の長さLを有している。二重ドライバ振動式流量計は、第一のドライバ部および第二のドライバ部を有し、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブに固定され、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブに沿った第三の長手方向の位置Yに設けられている第一のドライバと、第一のドライバ部および第二のドライバ部を有し、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブへ固定され、実質的に第三の長手方向の位置Yに設けられ、第一のドライバから相当間隔をおいて設けられている第二のドライバとをさらに備えている。第一のドライバおよび第二のドライバは第一のフローチューブおよび第二のフローチューブを実質的にユニゾンで<英語表記は「in unison」であり、in unisonは(動きを)一致させて、調和させて、または揃えてを意味する>振動させるように構成されている。] [0007] 好ましくは、第一のドライバおよび第二のドライバは、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブに対して実質的に質量バランスが取られている。] [0008] 好ましくは、第一のドライバおよび第二のドライバは、協動して、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブのほぼ中心に対して実質的に作用する。] [0009] 好ましくは、第一のドライバおよび第二のドライバは、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブの第三の長手方向の位置Yにおいてほぼ正反対に設けられている。] [0010] 好ましくは、第一のドライバおよび第二のドライバは、協動して、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブのほぼ中心に対して実質的に作用し、第一のドライバが第一のフローチューブおよび第二のフローチューブのほぼ頂部領域へ取り付けられかつそこから延びており、第二のドライバが第一のフローチューブおよび第二のフローチューブのほぼ底部領域へ取り付けられかつそこから延びている。] [0011] 好ましくは、第一のドライバおよび第二のドライバは、協動して、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブのほぼ中心に対して実質的に作用し、第一のドライバが第一のフローチューブおよび第二のフローチューブのほぼ頂部領域へ取り付けられかつそこから延びており、第二のドライバが第一のフローチューブおよび第二のフローチューブのほぼ底部領域へ取り付けられかつそこから延びており、第一のドライバおよび第二のドライバが、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブを相互に反対方向に向かう振動運動により接近方向および離隔方向に移動させるべく、実質的にユニゾンで伸長および収縮するように構成されている。] [0012] 好ましくは、第一のドライバの第一のドライバ部が少なくとも部分的に中空<英語表記は「hollow」であり、hollowは中空、空洞、または窪みを意味する>となっており、第一のドライバ部および第二のドライバ部が接近方向に移動するとき、第二のドライバ部が中空の中へ少なくとも部分的に進入するように構成されており、第二のドライバの第一のドライバ部が少なくとも部分的に中空となっており、第一のドライバ部および第二のドライバ部が接近方向に移動するとき、第二のドライバ部が中空の中へ少なくとも部分的に進入するように構成されている。] [0013] 本発明の1つの態様に従って、二重ドライバ振動式流量計が提供されている。二重ドライバ振動式流量計は、第一のフローチューブと、この第一のフローチューブにほぼ隣接する位置に設けられている第二のフローチューブとを備えている。第一のフローチューブおよび第二のフローチューブは共に長手方向の長さLを有している。二重ドライバ振動式流量計は、第一のドライバ部および第二のドライバ部を有し、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブに固定され、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブに沿った第三の長手方向の位置Yに設けられている第一のドライバと、第一のドライバ部および第二のドライバ部を有し、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブへ固定され、実質的に第三の長手方向の位置Yに設けられ、第一のドライバから相当間隔をおいて設けられ、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブのほぼ底部領域へ取り付けられそこから延びている第二のドライバとをさらに備えている。第一のドライバおよび第二のドライバは第一のフローチューブおよび第二のフローチューブを実質的にユニゾンで振動させるように構成されている。] [0014] 好ましくは、第一のドライバおよび第二のドライバは、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブに対して実質的に質量バランスが取られている。] [0015] 好ましくは、第一のドライバおよび第二のドライバは、協動して、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブのほぼ中心に対して実質的に作用する。] [0016] 好ましくは、第一のドライバおよび第二のドライバは、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブの第三の長手方向の位置Yにおいてほぼ正反対に設けられている。] [0017] 好ましくは、第一のドライバおよび第二のドライバは、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブを相互に反対方向に向かう振動運動により接近方向および離隔方向に移動させるべく、実質的にユニゾンで伸長および収縮するように構成されている。] [0018] 好ましくは、第一のドライバの第一のドライバ部は少なくとも部分的に中空となっており、第一のドライバ部および第二のドライバ部が接近方向に移動するとき、第二のドライバ部が中空の中へ少なくとも部分的に進入するように構成されており、第二のドライバの第一のドライバ部が少なくとも部分的に中空となっており、第一のドライバ部および第二のドライバ部が接近方向に移動するとき、第二のドライバ部が中空の中へ少なくとも部分的に進入するように構成されている。] [0019] 本発明の1つの態様に従って、二重ドライバ振動式流量計を振動させる方法が提供されている。係る方法は、二重ドライバ振動式流量計の第一のフローチューブおよび第二のフローチューブの長手方向の位置Yに設けられている第一のドライバを励磁させることを含んでいる。第一のフローチューブおよび第二のフローチューブは長手方向の長さLを有している。係る方法は、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブの実質的に第三の長手方向の位置Yに設けられている第二のドライバを励磁させることを含んでいる。第二のドライバは、第一のドライバから相当間隔をおいて設けられている。第一のドライバおよび第二のドライバは、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブを実質的にユニゾンで振動させる。] [0020] 好ましくは、第一のドライバおよび第二のドライバは、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブに対して実質的に質量バランスが取られている。] [0021] 好ましくは、第一のドライバおよび第二のドライバは、協動して、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブのほぼ中心に対して実質的に作用する。] [0022] 好ましくは、第一のドライバおよび第二のドライバは、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブの第三の長手方向の位置Yにおいてほぼ正反対に設けられている。] [0023] 好ましくは、第一のドライバおよび第二のドライバは、協動して、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブのほぼ中心に対して実質的に作用し、第一のドライバは、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブのほぼ頂部領域へ取り付けられかつそこから延びており、第二のドライバは、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブのほぼ底部領域へ取り付けられかつそこから延びている。] [0024] 好ましくは、第一のドライバおよび第二のドライバは、協動して、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブのほぼ中心に対して実質的に作用し、第一のドライバは、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブのほぼ頂部領域へ取り付けられかつそこから延びており、第二のドライバは、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブのほぼ底部領域へ取り付けられかつそこから延びており、第一のドライバおよび第二のドライバは、第一のフローチューブおよび第二のフローチューブを相互に反対方向に向かう振動運動により接近方向および離隔方向に移動させるべく、実質的にユニゾンで伸長および収縮する。] [0025] 好ましくは、第一のドライバは、少なくとも部分的に中空になっている第一のドライバ部を有しており、第一のドライバ部および第二のドライバ部が接近方向に移動するとき、第二のドライバ部は、中空の中へ少なくとも部分的に進入し、第二のドライバは、少なくとも部分的に中空となっている第一のドライバ部を有しており、第一のドライバ部および第二のドライバ部が接近方向に移動するとき、第二のドライバ部は、中空の中へ少なくとも部分的に進入する。] 図面の簡単な説明 [0026] 同一の参照番号はすべての図面上において同一の部品を表わしている。図面は必ずしも同一の縮尺ではないことはいうまでもない。 本発明の実施形態に係る二重ドライバ振動式流量計を示す図である。 本発明の実施形態に係る二重ドライバ振動式流量計を示すAA断面図である。 本発明の実施形態に係る電磁石を示す詳細図である。] 実施例 [0027] 図1〜図3および下記の記載には、本発明の最良のモードを作成および利用する方法を当業者に教示するための具体的な実施形態が示されている。本発明の原理を教示するために、従来技術の一部が単純化または省略されている。当業者にとって明らかなように、これらの実施形態の変形例も本発明の技術範囲内に含まれる。当業者にとって明らかなように、下記の記載の構成要件をさまざまな方法で組み合わせて本発明の複数の変形例を形成することができる。したがって、本発明は、下記記載の特定の実施形態に限定されるのではなく、特許請求の範囲およびその均等物によってのみ限定される。] 図1 図2 図3 [0028] 図1には、本発明の実施形態に係る二重ピックオフ振動式流量計100が示されている。たとえば、二重ピックオフ振動式流量計100がコリオリ流量計から構成されていてもよい。これに代えて、二重ピックオフ振動式流量計100がデンシトメータから構成されていてもよい。二重ピックオフ振動式流量計100は、第一のフローチューブ102Aと、第二のフローチューブ102Bとを備えており、第一のフローチューブ102Aおよび第二のフローチューブ102Bは、長手方向の長さLを有し、端部材105を共有している。ブレースバー103は、フローチューブ102A,102Bに固定され、二重ピックオフ振動式流量計100の振動特性を求めることができる。これらの端部材105は、二重ピックオフ振動式流量計100をパイプラインまたは導管へ結合するための取付機能を提供することができる。加えて、端部材105は、流体の流れを第一のフローチューブ102Aと第二のフローチューブ102Bとに実質的に分流するため、フロー分流機能を提供することができる。二重ピックオフ振動式流量計100は、ピックオフセンサー108〜111および1つ以上のドライバ121,122をさらに備えている。] 図1 [0029] 図示されているように、振動式流量計100は直線状の振動式流量計から構成されていてもよい。これに代えて、振動式流量計100には、湾曲したまたは非直線状のフローチューブが採用されてもよい。] [0030] 二重ピックオフ振動式流量計100を、高圧用途用に設計し、非常に厚い導管壁を用いて製造するようにしてもよい。この結果、フローチューブの剛性が非常に高いものとなり、ピックオフにおけるフローチューブの振幅が小さなものとなる。したがって、ピックオフの位置におけるフローチューブのふれは比較的小さい。加えて、フローチューブの固有振動周波数(すなわち、共振振動数)は、構造体質量に対する非構造体質量の比に起因して、フローチューブを流れる流体の流体密度により大きく影響を受けることはない。したがって、ピックオフセンサーにおける質量流量の変化に対する振動周波数の変化が比較的小さいため、感度が低いものとなる。関連メータ機器(図示せず)は、正確に振動周波数を測定するために、たとえば、通常50mVの入力を必要とする。振幅が小さいため、ピックオフセンサーにより非常に小さな振幅の電圧が出力されることになる。] [0031] 従来の一つのアプローチはピックオフセンサーからの信号を単に増幅することである。しかしながら、ノイズの多い環境下では、増幅には実用上の上限が存在する。増幅されたノイズは、ピックオフ信号の区別を困難なものまたは不可能なものとする恐れがある。] [0032] 二重ピックオフ振動式流量計100は、第一のピックオフセンサー108と、第一のフローチューブ102Aおよび第二のフローチューブ102Bに沿った第一の長手方向の位置Xに設けられている第二のピックオフセンサー109とを備えている。第一のピックオフセンサー108は第一のピックオフ部108Aと第二のピックオフ部108Bとを有しており、第二のピックオフセンサー109は第一のピックオフ部109Aと第二のピックオフ部109Bとを有している。第一のピックオフセンサー108および第二のピックオフセンサー109は第一の長手方向の位置Xに設けられ、第二のピックオフセンサー109は第一のピックオフセンサー108から相当間隔をおいて設けられている。一部の実施形態では、第一のピックオフセンサー108および第二のピックオフセンサー109は、第一の長手方向の位置Xにおいて、2つのフローチューブ102A,102B上のほぼ反対側に設けられている。一部の実施形態では、第一のピックオフセンサー108および第二のピックオフセンサー109は、第一の長手方向の位置Xにおいて、2つのフローチューブ102A、102B上のほぼ正反対側に設けられている。一部の実施形態では、第一のピックオフセンサー108および第二のピックオフセンサー109は、図示されているように、第一のフローチューブ102Aおよび第二のフローチューブ102Bのほぼ頂部領域またはほぼ底部領域に取り付けられているかまたは固定されている。したがって、第一のピックオフセンサー108および第二のピックオフセンサー109は、ほぼ正反対側に設けられている。] [0033] 加えて、二重ピックオフ振動式流量計100は、第一のフローチューブ102Aおよび第二のフローチューブ102Bに沿った第二の長手方向の位置Z設けられている第三のピックオフセンサー110および第四のピックオフセンサー111を備えている。第三のピックオフセンサー110は、第一のピックオフ部110Aおよび第二のピックオフ部110Bを有しており、第四のピックオフセンサー111は、第一のピックオフ部111Aおよび第二のピックオフ部111Bを有している。第四のピックオフセンサー111は、実質的に第二の長手方向の位置Zに、ピックオフセンサー110から間隔をおいて設けられている。一部の実施形態では、第三のピックオフセンサー110および第四のピックオフセンサー111は、2つのフローチューブ102A,102B上のほぼ反対側に設けられている。] [0034] 第二の長手方向の位置Zは、第一の長手方向の位置Xから間隔をおいて配置されている。したがって、第三のピックオフセンサー110および第四のピックオフセンサー111は、第一のピックオフセンサー108および第二のピックオフセンサー109から長手方向に沿って間隔おいて配置されている。] [0035] 二重ピックオフ振動式流量計100は、第一のフローチューブ102Aおよび第二のフローチューブ102Bに沿った第三の長手方向の位置Yに設けられている1つ以上のドライバ121,122をさらに備えている。1つ以上のドライバ121、122は、フローチューブ102A,102Bを相互にほぼ反対方向に向けて振動させ、フローチューブ102A、102Bを交互に接近方向および離隔方向に向けて移動させる。] [0036] 1つの実施形態では、単一(すなわち、第一の)ドライバ121だけが必要である。このような実施形態(図示せず)では、単一のドライバは、第一のフローチューブ102Aと第二のフローチューブ102Bとのほぼ間に、たとえばその間のギャップ内の位置に配置されてもよい。] [0037] これに代えて、フローチューブ102A,102Bの剛性が非常に高い場合、1を超える数のドライバが必要となる場合もある。たとえば、第一のフローチューブ102Aおよび第二のフローチューブ102Bにおいて所望の振幅を達成するために2つのドライバ121,122を用いてもよい。2つのドライバ121,122を同一の長手方向の位置Yに設け、フローチューブ102A,102Bを実質的にユニゾンで<英語表記は「in unison」であり、in unisonは(動きを)一致させて、調和させて、または揃えてを意味する>振動させることができる。したがって、2つのドライバ121,122はフローチューブを接近方向および離隔方向にむけて振動させることができる。] [0038] 第三の長手方向の位置Yは、第一の長手方向の位置Xおよび第二の長手方向の位置Zから間隔をおいて配置されている。一部の実施形態では、第三の長手方向の位置Yを第一の長手方向の位置Xと第二の長手方向の位置Zとの間のほぼ中心に配置することができる。] [0039] 各ピックオフセンサー108〜111は、対応するフローチューブに結合されている2つのピックオフ部を有している。ピックオフセンサー108は、第一のフローチューブ102Aに結合される第一のピックオフ部108Aと、第二のフローチューブ102Bに結合される第二のピックオフ部108Bとを有している。ピックオフセンサー109は、第一のフローチューブ102Aに結合される第一のピックオフ部109Aと、第二のフローチューブ102Bに結合される第二のピックオフ部109Bとを有している。ピックオフセンサー110は、第一のフローチューブ102Aに結合される第一のピックオフ部11OAと、第二のフローチューブ102Bに結合される第二のピックオフ部110Bとを有している。ピックオフセンサー111は、第一のフローチューブ102Aに結合される第一のピックオフ部111Aと、第二のフローチューブ102Bに結合される第二のピックオフ部111Bとを有している。] [0040] フローチューブが相互に反対方向に向かって動くと、2つの対応するピックオフ部が接近方向にまたは離隔方向に向かって移動するため、2つのピックオフ部は、フローチューブ102A,102Bの振動中、相対的に移動し、離隔および接近する。このことにより、ピックオフ電圧信号がさらに生成されることになる。] [0041] 一部の実施形態では、第一のピックオフ部108A〜111Aは、少なくとも部分的に中空<英語表記は「hollow」であり、hollowは中空、空洞、または窪みを意味する>となっており、第一のピックオフ部108A〜111Aおよび第二のピックオフ部108B〜111Bが接近するとき、第二のピックオフ部108B〜111Bは少なくとも部分的に中空領域150の中へと進入する。これに代えて、これらのピックオフ部は他の協働形状を有してもよい。] [0042] 図示されている実施形態では、二重ピックオフ振動式流量計100は、第一のドライバ121と第二のドライバ122とを備えている。第一のドライバ121および第二のドライバ122はフローチューブを相互に反対方向に向けて振動させるように協働する。2つのドライバを組み合わせると、駆動動力が増大する。第一のドライバ121は、第一のフローチューブ102Aに結合される第一のドライバ部121Aと、第二のフローチューブ102Bに結合される第二のドライバ部121Bとを有している。第二のドライバ122は、第一のフローチューブ102Aに結合される第一のドライバ部122Aと、第二のフローチューブ102Bに結合される第二のドライバ部122Bとを有している。] [0043] 一部の実施形態では、第一のドライバ部121A/122Aは、少なくとも部分的に中空となっており、第二のドライバ部121B/122Bは、第一のドライバ部121A/122Aおよび第二のドライバ部121B/122Bが接近する(すなわち、相互に接近方向に移動する)とき、少なくとも部分的に中空領域の中へと進入する。これに代えて、これらのドライバは他の協働形状を有してもよい。] [0044] バランスの取れた二重ドライバ構成は従来技術と対照的である。一つの従来技術のアプローチでは、2つのドライバ構成部品が1または2つのフローチューブの中心に作用するように設けられる単一ドライバが用いられる。これに代えて、他の従来技術に係るドライバ設計では、従来技術に係るドライバは、フローチューブの中央線からオフセットされており、2つの従来技術に係るドライバ構成部品の質量バランスを取るため、フローチューブの両側の質量バランスを取るようにすることができる。] [0045] 第一のドライバ121および第二のドライバ122は、第一のフローチューブ102Aおよび第二のフローチューブ102Bに対して実質的に質量バランスが取られている。第一のドライバ121および第二のドライバ122は、協動して、第一のフローチューブ102Aおよび第二のフローチューブ102Bのほぼ中心に作用するようになっている。したがって、第一のドライバ121および第二のドライバ122は、第一のフローチューブ102Aおよび第二のフローチューブ102Bにねじれ力またはトルクを加えないようになっている。一部の実施形態では、第一のドライバ121および第二のドライバ122は、第三の長手方向の位置Yにおいて第一のフローチューブ102Aおよび第二のフローチューブ102Bのほぼ正反対側に配置されている。] [0046] 図示されている実施形態では、第一のドライバ121は、第一のフローチューブ102Aおよび第二のフローチューブ102Bのほぼ頂部領域へ取り付けられ、そこから延びている。それに対応して、第二のドライバ122は、第一のフローチューブ102Aおよび第二のフローチューブ102Bのほぼ底部領域へ取り付けられ、そこから延びている。したがって、第一のドライバ121および第二のドライバ122は、第一のフローチューブ102Aおよび第二のフローチューブ102Bを相互に反対方向に向かう振動運動により接近方向および離隔方向に振動させるために、実質的にユニゾンで伸長および収縮するようになっている。さらに、ドライバ121,122の実質的にバランスの取れた構成により、減衰も同様にバランスが取れることが担保される。] [0047] 図2は、本発明の実施形態に係る二重ドライバ振動式流量計100を示す断面図AAである。断面図AAは図中の長手方向の位置Yから得られたものである。この断面図には、第一のフローチューブ102Aおよび第二のフローチューブ102Bが示されており、また、第一のフローチューブ102Aおよび第二のフローチューブ102Bから延出する付随の取付要素131,132が示されている。取付要素131,132は、第一のドライバ121および第二のドライバ122の取り付けを可能としている。] 図2 [0048] 取付要素131A,131Bは、第一のフローチューブ102Aおよび第二のフローチューブ102Bの頂部領域150から延びており、取付要素132A,132Bは、底部領域151から延びている。したがって、ドライバ121,122とが協動して、第一のフローチューブ102Aと第二のフローチューブ102Bとの各々ほぼ中心に対して実質的に作用するようになっている。しかしながら、他の位置も考えられており、本明細書および請求項の技術範囲内に含まれる。頂部領域150および底部領域151は例示を意図して符号が付されたものであり、ドライバ121および122(または、振動式流量計100)をいかなる向きに限定することを意図していない。] [0049] 一部の実施形態では、第一のドライバ121および第二のドライバ122は、取付延長部材134と、永久磁石部135/137と、電磁石部136/138とを有している。したがって、第一のドライバ部121Aは電磁石部136に結合されている取付延長部材134を有することができ、第二のドライバ部121Bは永久磁石部135に結合されている取付延長部材134を有することができる。これら2つの取付延長部材134は、取付部材131A,131Bへ固定されている。一部の実施形態では、これら2つの取付延長部材134は取付部材131A,131Bへ調節可能に固定されている。同様に、第二のドライバ122は、取付延長部材に結合されている永久磁石部137と、取付延長部材134に結合されている電磁石部138とを有することができる。同様に、第二のドライバ122の2つの取付延長部材134は、取付部材132A,132Bへ固定されている。第二のドライバ122の2つの取付延長部材134を取付部材132Aおよび132Bへ調節可能に固定することができる。したがって、電磁石部136,138が励磁されると、永久磁石部135,137が交互に引き付け合いおよび反発し合い、第一のフローチューブ102Aおよび第二のフローチューブ102Bを実質的に相互に反対方向に向けて振動させる。] [0050] 永久磁石部135,l37は、電磁石部136,138の少なくとも1部を受ける中空139,140を有することができる。永久磁石部135,137のうちの一部または全部が永久磁石により構成されてもよい。したがって、2つのドライバ部が接近しているとき、電磁石部136,138は、中空139,140の中へと少なくとも部的に進入することができる。いうまでもなく、永久磁石部135/137と電磁石部136/138との配置を交換してもよく、図示されている配置に限定されなくともよい。] [0051] 図3は、本発明の実施形態に係る電磁石部136,138を示す詳細図である。電磁石部136,136の各々は、コイル部143と、スタンドオフ部144と、フランジ部145とを有している。中空139,140の中にぴったりと嵌るようにフランジ部145を設計することができる(図2参照)。スタンドオフ部144は、磁化可能材料または磁気伝導性材料から構成することができ、また、コイル部143を部分的にまたは完全に貫通して延びるコア部を有することができる。したがって、スタンドオフ部144は、磁束をフランジ部145へ伝えることができる。同様に、フランジ部145は、磁化可能材料または磁気伝導性材料から構成することができ、フランジ部145は、第一のフローチューブ102Aおよび第二のフローチューブ102Bを振動させるために、コイル部143によって形成される磁束の影響の下で、対応する永久磁石135,137を引き付けまたは反発させる。] 図2 図3
权利要求:
請求項1 二重ドライバ振動式流量計(100)であって、第一のフローチューブ(102A)と、前記第一のフローチューブ(102A)にほぼ隣接して設けられている第二のフローチューブ(102B)と、第一のドライバ部(108A)および第二のドライバ部(108B)を有し、前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)へ固定され、前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)に沿った第三の長手方向の位置Yに設けられている第一のドライバ(121)と、第一のドライバ部(122A)および第二のドライバ部(122B)を有し、前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)へ固定され、実質的に前記第三の長手方向の位置Yに設けられ、前記第一のドライバ(121)から相当間隔をおいて設けられている第二のドライバ(122)とを備えており、前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)が長手方向の長さLを有しており、前記第一のドライバ(121)および前記第二のドライバ(122)が前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)を実質的にユニゾンで振動させるように構成されてなる、二重ドライバ振動式流量計(100)。 請求項2 前記第一のドライバ(121)および前記第二のドライバ(122)が、前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)に対して実質的に質量バランスが取られてなる、請求項1に記載の二重ドライバ振動式流量計(100)。 請求項3 前記第一のドライバ(121)および前記第二のドライバ(122)が協動して前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)のほぼ中心に対して実質的に作用するように構成されてなる、請求項1に記載の二重ドライバ振動式流量計(100)。 請求項4 前記第一のドライバ(121)および前記第二のドライバ(122)が、実質的に前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)の第三の長手方向の位置Yにおいてほぼ正反対に設けられてなる、請求項1に記載の二重ドライバ振動式流量計(100)。 請求項5 前記第一のドライバ(121)および前記第二のドライバ(122)が協動して前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)のほぼ中心に対して実質的に作用し、前記第一のドライバ(121)が前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)のほぼ頂部領域(150)へ取り付けられかつそこから延びており、また前記第二のドライバ(122)が前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)の底部領域(151)へ取り付けられかつそこから延びてなる、請求項1に記載の二重ドライバ振動式流量計(100)。 請求項6 前記第一のドライバ(121)および前記第二のドライバ(122)が協動して前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)のほぼ中心に対して実質的に作用し、前記第一のドライバ(121)が前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)のほぼ頂部領域(150)へ取り付けられかつそこから延びており、前記第二のドライバ(122)が前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)のほぼ底部領域(151)へ取り付けられかつそこから延びており、前記第一のドライバ(121)および前記第二のドライバ(122)が、前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)を相互に反対方向に向かう振動運動により接近方向および離隔方向に移動させるべく、実質的にユニゾンで伸長および収縮するように構成されてなる、請求項1に記載の二重ドライバ振動式流量計(100)。 請求項7 前記第一のドライバ(121)の前記第一のドライバ部(121A)が少なくとも部分的に中空(139)となっており、前記第一のドライバ部(121A)および前記第二のドライバ部(121B)が接近方向に移動するとき、前記第二のドライバ部(121B)が前記中空(139)の中へ少なくとも部分的に進入するように構成されており、前記第二のドライバ(122)の前記第一のドライバ部(122A)が少なくとも部分的に中空(140)となっており、前記第一のドライバ部(122A)および前記第二のドライバ部(122B)が接近方向に移動するとき、前記第二のドライバ部(122B)が前記中空(140)の中へ少なくとも部分的に進入するように構成されている、請求項1に記載の二重ドライバ振動式流量計(100)。 請求項8 二重ドライバ振動式流量計(100)であって、第一のフローチューブ(102A)と、前記第一のフローチューブ(102A)にほぼ隣接して設けられている第二のフローチューブ(102B)と、第一のドライバ部(108A)および第二のドライバ部(108B)を有し、前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)に固定され、前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)に沿った第三の長手方向の位置Yに設けられ、前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)のほぼ頂部領域(150)へ取り付けられそこから延びている第一のドライバ(121)と、第一のドライバ部(122A)および第二のドライバ部(122B)を有し、前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)へ固定され、実質的に前記第三の長手方向の位置Yに設けられ、前記第一のドライバ(121)から相当間隔をおいて設けられ、前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)のほぼ底部領域(151)へ取り付けられそこから延びている第二のドライバ(122)とを備えており、前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)が共に長手方向の長さLを有しており、前記第一のドライバ(121)および前記第二のドライバ(122)が前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)を実質的にユニゾンで振動させるように構成されてなる、二重ドライブ振動式流量計(100)。 請求項9 前記第一のドライバ(121)および前記第二のドライバ(122)が前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)に対して実質的に質量バランスが取られてなる、請求項8に記載の二重ドライバ振動式流量計(100)。 請求項10 前記第一のドライバ(121)および前記第二のドライバ(122)が協動して前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)のほぼ中心に対して実質的に作用するように構成されてなる、請求項8に記載の二重ドライバ振動式流量計(100)。 請求項11 前記第一のドライバ(121)および前記第二のドライバ(122)が、実質的に前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)の第三の長手方向の位置Yにおいてほぼ正反対に設けられてなる、請求項8に記載の二重ドライバ振動式流量計(100)。 請求項12 前記第一のドライバ(121)および前記第二のドライバ(122)が、前記第一のフローチューブ(102A)および前記第二のフローチューブ(102B)を相互に反対方向に向かう振動運動により接近方向および離隔方向に移動させるべく、実質的にユニゾンで伸長および収縮するように構成されてなる、請求項8に記載の二重ドライバ振動式流量計(100)。 請求項13 前記第一のドライバ(121)の前記第一のドライバ部(121A)が少なくとも部分的に中空(139)となっており、前記第一のドライバ部(121A)および前記第二のドライバ部(121B)が接近方向に移動するとき、前記第二のドライバ部(121B)が前記中空(139)の中へ少なくとも部分的に進入するように構成されており、前記第二のドライバ(122)の前記第一のドライバ部(122A)が少なくとも部分的に中空(140)となっており、前記第一のドライバ部(122A)および前記第二のドライバ部(122B)が接近方向に移動するとき、前記第二のドライバ部(122B)が前記中空(140)の中へ少なくとも部分的に進入するように構成されてなる、請求項8に記載の二重ドライバ振動式流量計(100)。 請求項14 二重ドライバ振動式流量計を振動させる方法であって、前記二重ドライバ振動式流量計の第一のフローチューブおよび第二のフローチューブが共に長手方向の長さLを有しており、前記第一のフローチューブおよび前記第二のフローチューブの第三の長手方向の位置Yに設けられている第一のドライバを励磁させることと、実質的に前記第一のフローチューブおよび第二のフローチューブの第三の長手方向の位置Yに前記第一のドライバから相当間隔をおいて設けられている第二のドライバを励磁させることとを含んでおり、前記第一のドライバおよび前記第二のドライバが、前記第一のフローチューブおよび前記第二のフローチューブを実質的にユニゾンで振動させる、方法。 請求項15 前記第一のドライバおよび前記第二のドライバが、前記第一のフローチューブおよび前記第二のフローチューブに対して実質的に質量バランスが取られる、請求項14に記載の方法。 請求項16 前記第一のドライバおよび前記第二のドライバが協動して前記第一のフローチューブおよび前記第二のフローチューブのほぼ中心に対して実質的に作用する、請求項14に記載の方法 請求項17 前記第一のドライバおよび前記第二のドライバが、実質的に前記第一のフローチューブおよび第二のフローチューブの第三の長手方向の位置Yにおいてほぼ正反対に設けられている、請求項14に記載の方法。 請求項18 前記第一のドライバおよび前記第二のドライバが協動して前記第一のフローチューブおよび前記第二のフローチューブのほぼ中心に対して実質的に作用するように構成され、前記第一のドライバが前記第一のフローチューブおよび前記第二のフローチューブのほぼ頂部領域へ取り付けられかつそこから延びており、前記第二のドライバが前記第一のフローチューブおよび前記第二のフローチューブのほぼ底部領域へ取り付けられかつそこから延びている、請求項14に記載の方法。 請求項19 前記第一のドライバおよび前記第二のドライバが協動して前記第一のフローチューブおよび前記第二のフローチューブのほぼ中心に対して実質的に作用し、前記第一のドライバが前記第一のフローチューブおよび前記第二のフローチューブのほぼ頂部領域へ取り付けられかつそこから延びており、前記第二のドライバが前記第一のフローチューブおよび前記第二のフローチューブのほぼ底部領域へ取り付けられかつそこから延びており、前記第一のドライバおよび前記第二のドライバが、前記第一のフローチューブおよび前記第二のフローチューブを相互に反対方向に向かう振動運動により接近方向および離隔方向に移動させるべく、実質的にユニゾンで伸長および収縮する、請求項14に記載の方法。 請求項20 前記第一のドライバが、少なくとも部分的に中空になっている第一のドライバ部を有し、該第一のドライバ部および第二のドライバ部が接近方向に移動するとき、前記第二のドライバ部が前記中空の中へ少なくとも部分的に進入し、前記第二のドライバが、少なくとも部分的に中空となっている第一のドライバ部を有し、該第一のドライバ部および第二のドライバ部が接近方向に移動するとき、前記第二のドライバ部が前記中空の中へ少なくとも部分的に進入する、請求項14に記載の方法。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题 EP0109218B1|1987-02-04|Parallel path coriolis mass flow rate meter US5531126A|1996-07-02|Coriolis-type mass flow sensor with flow condition compensating US7654153B2|2010-02-02|Vibratory transducer KR100240261B1|2000-01-15|코리올리 유량계 US5576500A|1996-11-19|Coriolis mass flow rate meter having means for modifying angular velocity gradient positioned within a conduit EP1985975B1|2017-01-25|Coriolis-Massendurchflussmessgerät DE19840782C2|2001-09-06|Massendurchflußmeßgerät RU2273000C2|2006-03-27|Устройство с магнитным контуром для измерительного преобразователя | и его применение в качестве датчика или возбудителя колебаний US5349872A|1994-09-27|Stationary coils for a coriolis effect mass flowmeter US5945609A|1999-08-31|Mass flowmeter for measuring flow rate of a fluid US7077014B2|2006-07-18|Vibration-type measuring transducer US7171859B2|2007-02-06|Process meter for measuring at least one physical process variable of a medium stored in a container or flowing in a line US5373745A|1994-12-20|Single path radial mode Coriolis mass flow rate meter CN100468011C|2009-03-11|用于科里奥利力流量计的力平衡的方法和装置 US7475603B2|2009-01-13|Measurement transducer of vibration-type JP3947111B2|2007-07-18|振動式トランスデューサ US8607643B2|2013-12-17|Coriolis mass flowmeter JP5582737B2|2014-09-03|コリオリ質量流量計 US7490521B2|2009-02-17|Measurement transducer of vibration type US7665369B2|2010-02-23|Measuring transducer of vibration-type AU668947B2|1996-05-23|Coriolis mass flowmeter EP1798532B1|2016-09-21|Coriolismassendurchflussmessgerät EP3215812B1|2020-10-07|Fluid parameter sensor and meter US7472607B2|2009-01-06|Measurement transducer of vibration type US4823614A|1989-04-25|Coriolis-type mass flowmeter
同族专利:
公开号 | 公开日 WO2009120222A1|2009-10-01| AR070996A1|2010-05-19| US20110016991A1|2011-01-27| US8109154B2|2012-02-07| EP2307860A1|2011-04-13| HK1154650A1|2012-04-27| JP5222995B2|2013-06-26| CN101981417A|2011-02-23| CN101981417B|2013-10-30|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-10-16| A977| Report on retrieval|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121016 | 2012-10-24| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121023 | 2013-01-22| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130121 | 2013-02-05| TRDD| Decision of grant or rejection written| 2013-02-13| A01| Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130212 | 2013-03-14| A61| First payment of annual fees (during grant procedure)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130311 | 2013-03-15| FPAY| Renewal fee payment (event date is renewal date of database)|Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315 Year of fee payment: 3 | 2013-03-15| R150| Certificate of patent or registration of utility model|Ref document number: 5222995 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 | 2016-03-01| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2017-03-07| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2018-03-06| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2019-03-05| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2020-02-28| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2021-03-04| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
优先权:
[返回顶部]
申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
Sulfonates, polymers, resist compositions and patterning process
Washing machine
Washing machine
Device for fixture finishing and tension adjusting of membrane
Structure for Equipping Band in a Plane Cathode Ray Tube
Process for preparation of 7 alpha-carboxyl 9, 11-epoxy steroids and intermediates useful therein an
国家/地区
|